設計事例紹介

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川崎ミューザデッキ

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川崎ミューザデッキは、JR川崎駅西口地区第一種市街地再開発事業の一環として、川崎駅と再開発ビル(ミューザ川崎)を結ぶペデストリアンデッキで、2003年12月に竣工、開通したものです。

最大の特徴は駅前広場のケヤキ大木群を保全し、かつデッキ利用者の視界に取り込んだ点にあります。緩やかな弧を描く線形は、駅前広場地上部のバスシェルターを兼ね、桁下空間の開放感を高めています。また、雨天時の利便性確保のため、全長に設けたシェルターは片持ち式とし、照明器具はすべてシェルターと高欄に内蔵しました。照明器具選定・配置、舗装パターンにいたるまで細心の注意を払い、デッキ線形が際立つデザインに仕上げました。


企業紹介

当社は、1963年の創業以来、国民と密接に関連する社会資本整備を支援する建設コンサルタント企業として、コストパフォーマンスの高い社会資本整備と事業の円滑な執行に寄与すべく、 事業活動を続けてまいり、本年で50週年を迎えました。1987年から発足した景観デザイン室は、その活動も今年で25年目を迎え、 周囲と良好な関係を築く構造物のあり方を探り、日常の生活シーンの中で気持ち良く、そして「あたりまえ」に使っていただける景観の提案に力を注いでいます。 社会資本整備にて常に問われている「質」の高さをバロメーターとして、利用者の笑顔を思い浮かべながら、私たちは日々業務に励んでいます。


大日本コンサルタント株式会社
東京都豊島区駒込三丁目23番1号